鮮烈な戦争の抑留体験を描いた<シベリヤ・シリーズ>の画家・香月泰男を支え、夫一筋に生きてきた妻が、没後二十五年の月日を経てその喪失感をのり越え、ありし日の夫の思い出や、彼の家族へのあふれる愛情を語る。
元・下関第二幼稚園・保母