高校を出たばかりの「わたし」は、保護者のいない難民児童が暮らす収容施設で働いている。そこで出会ったのは、たった一人で祖国から逃れてきた14歳のザーヘル、17歳のアフメドとハーミドだった…。
大学で社会人類学を学ぶ。移民局や難民支援施設などでの勤務を経て、作家。「アフガンの息子たち」で北欧理事会文学賞YA&児童書部門を受賞。