どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる-。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡を描く。再生と救済の物語。『小説新潮』連載を単行本化。
イラン・テヘラン生まれ。「通天閣」で織田作之助賞、「ふくわらい」で河合隼雄物語賞、「サラバ!」で直木賞を受賞。