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末次信正 書
二行書

縦:127センチメートル 横:32センチメートル 紙本
「風簷展書読古道照顔色 信正書」[末次信正 岐陽隠士]
書

縦:80センチメートル 横:240センチメートル 額装
「克忠克孝 信正書」
作者:末次信正 明治13年(1880)~昭和19年(1944)
末次操九郎の次男として生まれた。
父の勤務先が広島であったため、7歳の頃まで広島で育ち、その後退職した父とともに郷里徳山に移り住んだ。
広島第一中学から、海軍兵学校、ついで海軍大学校に進み、第一次欧州大戦当時は、駐英大使館付武官として、英独の戦況を視察。大正10年(1921)にはワシントン軍縮会議の随員となった。
昭和3年(1928)軍令部次長、同8年には連合艦隊司令長官となり、翌年山口県初の海軍大将となり、潜水艦戦術の権威といわれた。
同12年現役を退き、第一次近衛内閣の参議となり、その年末、内務大臣に就任。同14年1月に退職したが、翌年第二次近衛内閣の成立と同時に、推されて大政翼賛会協力会議議長となった。
昭和19年12月29日、65歳で没した。