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郷土資料ギャラリー
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中央図書館所蔵書画類
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田中柏陰 蘭画手本
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それぞれ 縦:34センチメートル 横:34センチメートル 紙本 |
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作者:田中柏陰 慶応2年(1866)〜昭和9年(1934)
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明治から昭和にかけて活躍した日本画家。名は馨、字は叔明、柏陰と号した。また静麓・孤立・柏樹子・柏舎主人・空相居士の号があった。本姓中川、慶応2年4月2日駿府(静岡)に生まれ、のち山口県佐波郡右田村の田中家養子となる。
明治16年京都に行き、田能村直入の門に入って南宗画を学び、関西南画壇の巨匠となった。京都・大阪・岡山・福山など各地から入門者が甚だ多く、徳山からは藤本木田・藤井小陰らが師事している。また柏陰は竹田系統鑑定家の第一人者ともいわれた。
昭和9年6月3日、病のため静岡で没した。享年69。
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