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明治40年(1907)9月、都濃郡の寄付による閲覧室及び書庫が竣工し、総坪数45坪に拡張された。その予算は1,800円であった。
昭和元年(大正15年)には、文庫建物の大修理及び設備の改善、併せて構内の整理及び庭園を築造し、史跡として保存することになった。この工費は3000円である。
昭和10年(1935)、文庫が手狭になったなどの理由で、本館41坪の増築及び別館物置等を新築することに決定し、同年7月着工、12月に竣工した。
同時に正門並びに庭園等を改造し、ベンチ等を置き洋式小公園とした。延べ坪約164坪となり、本館は平屋建ての75坪(1部2階のため延べ坪82坪)となった。
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